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徒然日記 

2009/1/22
 
冗談ではなく、国内のインフルエンザ流行が急速に高まっている。
 
関西から西方で学校閉鎖等が増えている。
 
国立感染研のまとめでは、予想通りH3香港型が増加ししている。
 
欧州で大直撃しているブリスベンH3N2株の可能性が高い。これは感染力が強く、また高齢者等で肺炎を起こしやすい。2007年にオーストラリアで誕生した香港株の変異型と言われる。
 
日本のワクチンは、このブリスベン株の代わりに、類似株のウルグアイ株を用いているが効果はあるのだろうか?東京町田市の院内集団感染事例では、発病者の多くがワクチンを接種していたという。
 
管理人の元へ入るメールでも、ワクチン接種集団でのインフルエンザ流行が伝えられている。日本の今季ワクチンは効果があるのだろうか?欧州ではワクチン株の効果は報告されている。そして、今からでも遅くはないから接種を!と勧められている。日本ではどうなのか??
 
現在の季節性インフルエンザ情報集を急遽作成した。国内と海外の情報である。
 
情報集(海外)
情報集(国内)
 
忙しい。色々とやらねばならぬことが貯まってくる。結果的に睡眠時間を削り、日中も座りっきりの状態となる。
 
報道を見ても、状況が理解されていないし、インフルエンザ自体についてもよく分かっていない。欧州情報、世界情報を参考にした記事はない。
 
自分でまとめるしかない…。
 

 
今日の報道から:

 
1) 海外報道の大多数は、昨日報じられたインドネシア保健省発表の2事例の話題と、中国での対策に関する話題である。
 
中国政府は来週から始まる旧正月(春節)に、多くの感染者が発生することを懸念し、国内各地に警戒態勢の強化を指示している。その内容は厳しいんもので、報告遅れや漏れは罰せられるようだ。
 
家きんでの鳥インフル発生がないということは、逆にこれまで発生した4症例の感染源に対する疑惑が生じることになる。ウイルスを保有しながら無症状の家きんが増えているとしたなら、さらに感染者は増えるだろうし、またウイルスの性状も気になる。
 
中国当局の対策発表内容を見ていると、相当な焦りが感じられる。
 
香港の研究者の中には、感染源が不明様であることは、人人感染も否定できないことで、警戒が必要だと、コメントしている人もいる。この記事を掲載したのは、”大紀元”で、これは反共組織のウエブなので、直近情報集では敢えて掲載はしていない。
 
 
2) 中国の都市部市街地域での、生きた家きん市場が禁止されるようだ。インドネシアのジャカルタでは既に実行されている。日本の魚屋のようなものだろうか?
 
生きた動物を店におき、そこで処分して販売するという状況はイメージできないが、これからの時代、人への感染源となりえる病原体が増えてくるだろうから危険だ。魚ではあまり聞いたことはないが。

 
3) インフルエンザに関する日本の報道内容を見ていると、専門的記者がいないから、内容の掘り下げがまったく出来ていない。
 
そもそもH3N2とかH1N1等の株の分類も分かっていない。
 
また海外情報も知っていない。
 
これでは記事にならない。
 
今、ヨーロッパでブリスベンH3N2株が流行中で、これは感染力が従来株の3倍はあり、肺炎等の合併症を起こしやすいという事実を知っていなければ、東京町田市で発生した院内集団感染事例の意義付けは無理だ。
 
欧州ではすぐに株とその抗原分析が行われるのに、なぜ日本では遅いのか。ブリスベンH3N2が流行することが欧州では危惧されていたのに、日本の関連部局では何等対策も立てていなかったのか…。−>はっきり言って絶句。責任体制の問題なのだろうか?公務員組織の中では駄目なら、民間企業に任せたらどうだろうか
 
今後広がってゆく可能性が高い。死者も多く発生することだってあり得る。
 
対策を急ぐ必要があるが、保健行政がグズグズしている場合はマスコミが火をつけなければならない。そのマスコミが不勉強なら、どうしようもない。
 
勉強の為に情報集を急遽作った。
 
季節性インフルエンザ海外直近情報集
 
ブリスベンH3N2株に関する情報集
[ 2009/01/22 20:08 ] ♪外岡先生徒然日記 | TB(0) | CM(0)

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