2009/1/29 10:00:21 12:16:34 17:14:54
風邪気味だ、ふとブリスベン株によるインフルエンザの脅威が脳裏をかすめる。
階下でNHKニュースのタミフル耐性H1N1株の全国的広がりに関する報道が大々的にされている。国立感染研のコメントも入ったりしているが、このNHKは有料放送であるが、中立的放送内容なのだろうか?と気になる。この放送は見ないからと言っても、お金がとられる。変な仕組みだ。新型インフルエンザに関しては、全て厚労省発表の内容だ。WHO、米国CDC、英国保健省、インドネシア保健省等が発表した内容を取り上げることはまずない。
英国のBBCの方が遙かに情報源としては豊かであり、客観性に満ちている。
そうした中、本日、エポック・タイムズより長文の論説が出ている。これは米国から発信されているウエブサイトであるが、反共グループによる、現中国政府批判が背景にあるサイトである。通常の報道サイトと基本的な作りは同じである。
SARSの突然の出現、H5N1鳥インフルの突然の出現(青海湖)等の事例を取り上げ、いずれもそれらを世界に発表した人々は逮捕され、その後の行方が分からなくなっているとされる。現在の中国の状況が隠蔽されている可能性を指摘し、世界的危険性が高まっていると解説している。僕自身も妥当性を感じる内容が多いので、今日の抄訳集で掲載した。
リスク管理企業が活躍しているが、講演内容を見ると、あれっ、これは僕が最近主張していることだっ!というような事が話されていたりする。
このウエブには多くの企業からアクセスしてきている。数社を除いては、何の挨拶もないが、見るだけなら良いけど、僕の思考した結果の作品とも言うべく対策案をそのまま、自分の口で講演で語られるのは、非常に不快としか言いようがない。
個々にそうした事例を上げはしないが、無償で提供している情報とアイデアを、利潤追求のために維持している企業が勝手に利用するのはいただけない。当方の動機付けが萎える。
なおサポートのための支援金を提供したいという企業がある場合は、ぜひ教えて欲しいと思う。一日数時間の単独作業を減らすために、パート、またはアルバイト等をお願いしていきたいと思っている故。
夕方に東京の某テレビ局から電話。
ワイドステーションで、例の万能ワクチンについてコメントして欲しいとの事。
急遽、家で録画撮りが夕食時間に始まる。
強力な沈痛解熱剤を服用する。
何か新型インフルエンザの雑用係みたいな感じになっている。
今日の報道から:
1) いろいろなタイプのインフルエンザウイルスに効くワクチンを厚生労働省研究班が開発した。従来のワクチンと違い、ウイルスが変異しても効果が続くのが特徴で、動物実験で確かめた、という報道がなされた。
いわゆる万能型ワクチンである。当ウエブでは1年以上も前から海外での開発情報を紹介してきている。WHOのワクチン開発状況リストにも載っている。当方は、訳文を掲載している。そうした発表を見て、今日午前中に開発関係会社の株が急上昇したという。
世界で一番進んでいる万能型ワクチンは、英国アカンビス社のものだ、3年以内に実用化されるという。
なお他社では臨床試験にまで進んでいるところが多い。国内で開発中のものが、動物実験で確かめられたと、国内の報道では伝えているが、欧米に遅れるところ2年半であろうか。
参考までに世界で開発中の万能型ワクチンのリストを示す。
今回の報道を見ていると、どうも海外の状況が分かっていないようだ。
株価の上がりを見越しての発表ではなかったのだろうか?という疑惑が生じる。
インフルエンザ万能型ワクチンの研究企業
・オックスフォード大学の研究チーム
マトリックス蛋白1(M1)と核蛋白を標的
・英国のアカンビス社 M2e 蛋白を標的
・スイスのサイトス社 M2e 蛋白を標的
・日本の国立感染症研究所 ペプチドワクチン
・バックスインネート(VaxInnate) M2e蛋白を標的
アカンビス社は3年以内に実用化の予定。必要とあればもっと期間の短縮が可能とされる。
2) 成田空港で覚醒剤所持者が倒れけいれんを起こして、かつ高熱があったという。インフルエンザ簡易キットで陽性だったことから、新型インフルエンザ騒ぎに発展したと言う。新型インフルエンザは現在とこにも発生していない。それを前提にチェックしなければならない。新型インフルエンザ発生の予兆があるのか否か、成田の検疫所なら知っていないのだろうか…。
何かお粗末でコメントのしようもない。
「君は飛行機から降りてきた」というタイトルの、新型インフルエンザドラマでも作ろうか…。
3) 英国の研究チームがマスクの効果について新知見を発表し、米国CDCの研究雑誌に発表した。
家庭で、外科用マスクを両親が着用していると、子供から風邪や呼吸器感染症が感染する割合が四分の一に減少するという。
問題は、きちんと継続して着用していれるかということのようだ。研究チームでは、さらに医療現場で医療スタッフがマスクを着用している場合の効果についても検討に入った。これは中国の病院で行われているが、その理由は、中国ではマスクを着用する率が高いということと、指示に対して従う率も高いこととされる。
米国CDCもこれまでは、一般市民がインフルエンザ予防のためにマスクを着用する意義に関して、着用すべきだ、から、着用することも考慮する、に変更してきているが、それはマスク着用に関する医科学的根拠が希薄だったからだ。今回の研究結果で、多少は、マスク着用によるインフエンザ予防対策が重視され出すかは分からない。
4) 米国、反共団体が運営する中国系ウエブサイトの「エポック・タイムズ」に、現在の中国での散発的人鳥インフル患者の発生を危惧する論説が出た。SARS発生時にも中国は情報を隠蔽し、それを世界に発表した研究者は逮捕され、その後厳重な監視下におかれた。2005年に青海湖で大量の野鳥が死亡し、鳥インフルウイルスの「青海株」の検出の端緒となった事例も、中国内に住む数人の人々から世界に発信されている。その青海株は現在ヨーロッパ、中東、アフリカへ拡大してしまった。このとき世界に発表した人々は逮捕され、消息は不明になったままだ。ここまでの事実は正しいと、僕は思う。2005年5月〜6月に世界の報道が真実を追い求め、連日、情報を発信していた。
今日のエポック・タイムズの論説は、現在、中国の家きんで鳥インフル発生が膨大な数になっていて、その情報が隠蔽されている可能性を提起したものだ。
もし情報が隠蔽されているとしたなら、中国内だけではなく、人類の危機に繋がると結んでいる。
以前から僕も指摘しているが、現在の中国における人での発病者の増加は、家きんにおけるウイルス保有状態が変化してきた可能性が示唆される。すなわち無症状保菌家きんの増加である。ウイルス変異の可能性があるが、中国政府はいまだ家きんでの鳥インフル発生は見いだされていないという。しかし数人の人々は、市場などで家きんに接触、または購入した後に発病し、死亡している。
5) 上記中国の状況を含めて、日本の報道機関は、なぜ何も国民に伝えないのか疑問だ。特に強制的に視聴料を徴収している報道機関は、世界の問題となる情報をどのように選別しているのだろうか?
僕は国内の報道、テレビはほとんど見ないが、米国、英国、カナダの報道は信頼できている。
ところで全国で流行しているインフルエンザ株は分析されているのだろうか?
タミフル耐性株が増えているのは正しいだろうが、それはその株に焦点を合わせて分析しているだけかも知れない。米国ではそれが主流だ。欧州で主流の香港型ブリスベン株は、日本で一切でていないのであろうか??もう1月も終わる。株の抗原性分析はそんなに大変なのだろうか?
ある医師が言っていた、保健所に聞くと、事務的に、やっていませんと言われた由。なぜ日本のお役所はいつも偉いのだろうか?