また服用で飛び降り? 新型インフルエンザの治療薬「リレンザ」に要注意
2009年2月1日 11:00
Techinsight japanインフルエンザが東京でも猛威を振るい始めたのはすでにお伝えしたとおりだが、怖いのはインフルエンザだけではない。もう一つの「恐怖」に、今年もおびえることになりそうだ。
昨年、インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用としての異常行動が問題視された。タミフル服用との因果関係を否定する専門家もいたが、大衆に心理的な不安が生じたのは事実だ。
あれから一年。今年のインフルエンザの流行「Aソ連型」には「タミフル」が効きにくいということだが、それに代わる治療薬「リレンザ」で、またしても服用後の異常行動が報告されていたことが明らかになった。
NHKの報道によると、治療薬「リレンザ」を処方されていた長野・松本市の男子高校生が今月27日、自宅の5階ベランダから転落し、死亡したという。高校生はインフルエンザ感染のため学校を休んでおり、病院で「リレンザ」を処方され、服用していたらしい。
今のところ、治療薬と異常行動との関連は定かではない。しかし、厚生労働省によると、「リレンザ」を処方された患者が屋外に出ようとするなどの異常行動を起こしたケースは、去年3月までに既に57件報告されているという。「リレンザ」を処方された患者については、周囲が行動を監視するなど、注意が必要だ。
なお、既報の通り、今シーズンのインフルエンザは全国的に猛威を振るっており、首都・東京でもきのう、インフルエンザ警報が発令された。こまめな手洗い・うがいや、マスクの着用など気を配り、何とか平穏無事にこの冬を乗り切りたいものだ。
(編集部 鈴木亮介)