知識の広場(鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集/徒然日記)より
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Flu deaths 'could be prevented' BBC News, UK (英国)
■インフルエンザ死亡は防止可能2007.7.3
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タミフルを薬局販売にして自由に市民が手に入れられるようにすることで、多くの市民のインフルエンザ死亡を減らすことが出来ると、オーストラリアの高名な専門家が主張している。
Graeme Lave博士は、インフルエンザ対策の専門家で、1960年代に行った研究でタミフルのような抗インフルエンザ薬の開発に貢献した世界的研究者である。
同博士は、タミフルは季節性インフルエンザに有効で、薬局販売すべきであると主張している。
多くの国ではタミフルを鳥インフルパンデミックのために備蓄している。
英国では薬の広範な使用はウイルスの耐性を招くとして、インフルエンザシーズンにハイリスク患者にのみ投薬されている。すなわち高齢者や心肺疾患患者である。
抗ウイルス薬は疾病の治癒をもたらすわけではなく、インフルエンザウイルスの拡大を制限し、症状を軽減する。
季節性インフルエンザは英国で毎年数千人の市民を死亡させていると推定される。
Graeme Lave博士は現在のインフルエンザワクチンはそれほど効果的ではない。それ故タミフルの店頭販売は非常に大きな利点がある、と説明する。
「問題は現在タミフル使用に多くの制限がありすぎることだ。我々はタミフルを得るのに医師による処方箋を必要とするが、それを得るには2,3日は要し、その間にインフルエンザは進行してしまう」
「耐性の出現は誇張されすぎ」 Laver博士は次のような提案をしている。
すなわちタミフルが過剰に使われないように、薬局で唾液を用いた迅速診断を行い、インフルエンザが確かめられた患者にのみ薬剤を販売する方法である。
さらに同博士はウイルスのタミフルに対する耐性の出現は”誇張されすぎている”、と語る。
タミフルを備蓄していても、今、患者を助けることが可能でも、それは多分使われない、ということは問題である。そのような見解を同博士は持っている。
ニュージーランドだけが最近タミフルの店頭販売を行っている。
ロンドンのクイーン・メリー医学校のウイルス学者であるJohn Oxford教授は、「この問題には多くの意見がある。遅かれ早かれ、論争が起きることは間違いはない」、とコメントする。
さらに、「自分はタミフルの店頭販売に関して確固たる判断は下せないが、そうすることによる多くの利点が出る可能性はある」、と付け加える。
保健省の報道官は、タミフルの店頭販売の計画はないと語り、タミフルは季節性インフルエンザのハイリスクの患者に使用が認められているから、医師が投薬が適切と思われる患者に対して自由に使用できる、と語っている。