富山のニュース 2008.12.25
◎発生時の治安維持に全力 新型インフルエンザで県警が行動計画
県警は二十四日までに、国内外での新型インフルエンザの発生に備えた行動計画を策定した。感染の拡大防止に向け、港湾施設での警戒や混乱に乗じた犯罪の取り締まりの強化などを幅広く定めた。
県警は今後、職員に計画の周知を図り、関係機関との訓練を重ねるなどして不測の事態に的確に対応し、治安の確保に万全を期す考えである。
行動計画では、新型インフルエンザが国内で発生する「疑い」がある段階から、必要に応じて県警本部に連絡室や対策本部(本部長・斉藤良雄県警本部長)を設置し、県などと連携しての情報収集や連絡体制の整備に当たる。水際対策として国外発生地の入国者に検疫を実施する富山空港や伏木富山港の警戒や周辺の交通規制などに当たる。
医療活動や防疫措置を行う現場周辺での支援を強化するほか、混乱に乗じた犯罪の取り締まりを強化し、大規模の混乱で不測の事態が予想される際には機動隊を動員して早期の沈静化を図ることなども盛り込まれた。
県警は「計画の中身は有識者の意見なども参考に、情勢に応じて随時見直す」(警備課)としている。