朝、比較的空は晴れているようだ。
遠く、石狩湾の上に朝日が昇ってきている。
今日は月曜日。欧米からの情報は少ない。休日のせいだ。
最近は情報量が少ないからいいけど、かって情報量が多かった頃は月曜日が嬉しかった。膨大な英語情報を訳すという朝の作業が、比較的短時間で済んだからだ。
今月末に発行する小説の続きの第二巻を書き進めているが、非常にストーリーは難しくなってしまった。第一巻が良くまとめられたせいか、第一巻に足を引っ張られてしまう。
第一巻は某大手出版社が、ストーリーの流れに一般の人々は納得しないのではないかと言って、書き換えを要求していた。
一般の人々の感性に従ったなら、この小説のテーマでは書き進めることは無理である。
今回出版する小説のオリジナルは550枚だったが、それを300枚弱に落としてまとめたのが、第一巻となった。
SARS、鳥インフルエンザに手を染める前は、年に10編以上の小説を書いていた。かって有名であった同人雑誌「北方文芸」と「関西文学」に多くを掲載し、講談社より2冊の出版もしていた。
しかし数年前から、SARSのウエブサイトやこのウエブサイトに時間をかけるようになってから、早朝の小説を書く時間が全くなくなってしまっていた。
編集者には、そんなことして、それはお金になるんですか?と何度も言い、小説原稿を催促していたのは4年以上も前のことで、その後は呆れられて音沙汰がなくなっていた。
今回は先に書いていた長編をもとに一気に書き直した作品を、大手の出版社ではないが、”圧倒されました、出しましょう!”、と、読んだ社長さんが言ってくれた。
第二巻は三分の二程を書き上げているが、最終的には第三巻で完了となるかも知れない。しかし各巻ごとに、ストーリーの山は出来ているので、必ずしも全巻を通して読まなければ、ストーリーを追えないということでもない。
当ウエブサイトを定期的にアクセスしている人々や企業が、閲覧料代わりに購入してくれたなら、増刷も可能になるかも知れない。
もっとも売れるストーリーは意識はしていない。
今日の報道から:
1) 新聞報道は特にない。
インドネシアから、在住のドクターから情報を頂いている。
ジャカルタの日系企業は、2007年ころから家族帰国について話題になっているが、現在、帯同家族を帰国させ、単身赴任にするということを決めている企業は、ごく少数とのことである。多くは、帯同家族は、帰国してもよいし、残ってもよいとの、個々の希望を重視しているという。
他の先進国からの在留者は、「パンデミック時には原則その滞在国でやり過ごす」という方針であるが、日本人はそういうことは、あまり参考にせず、「どうやって帰国の方策(臨時便など)を確保するか」というようなことが、真剣に討論されることもあるという。
帰国を希望する理由は、「とにかく”心配”だから、帰りたい」という感情思考となっているようだ。
ジャカルタへ赴任中の社員の多くはタミフル携行と聞くが、今回北京で発生した19歳女性の感染死事例では、多くの派遣社員の妻達が、タミフル入手が可能なのか、関係機関に多くの電話をかけてきたとのことである。しかし北京に住む中国人達はほとんど心配はしてないし、タミフルにも関心はないようだ。
2) 日本の「新型インフルエンザ」関連の講演会で、内容が少しづつ変わってきているようだ。
関西の某有名教授の講演会について報道されていた。
”「新型インフルエンザは、世界的に流行する恐れがあるが、致死率は決して高くなく、あまりおびえることもない」、と説明した”。
”「予防には通常のインフルエンザ対策が一番効果的。すべての基本は家庭から。まずは自らで対策をとることだ」、と話した”。
元来は獣医学畑の専門家であるが、当然と言えば当然の話をしている。
もっとも”うがい薬”の使用も重要と語っているようだが、世界の公衆衛生学では語られることのない話である。企業での開発に関与したのかも知れない。
通常のインフルエンザ対策が基本で重要なのだ、という解説は1年以上も前から、僕は行っている。
”インルエンザ対策”を抜本的に考えようという、声が高まってくるなら、初めて欧米と同じスタートラインに着くことになる。
こういう話は歓迎される。